国沢光宏のホットコラム

Vol.9 多種多様なハンズフリー装置

平成16年11月1日から、自動車の運転中に携帯電話を手で持って使うと反則切符を切られることになった。もちろんメールの操作も含まれる。もし走行中に通話したいと思うなら、ハンズフリー装置を使わなくてはならない。こうなると迷うのが「どんなタイプのハンズフリー」を買うか、だ。

現在販売されているハンズフリー装置は、大きく分けると3タイプ。クルマにスピーカーとマイクを装備し、イヤホンなど使わず通話できるタイプと、イヤホンマイクを携帯電話にセットするタイプ。そしてネックストラップの中にハンズフリーが組み込まれているタイプである。それぞれの特徴とデメリットを紹介しておきたい。

車載型のスピーカー(自動車メーカー純正のオプションは、オーディオ用のスピーカーを使う)とマイクを使うタイプの場合、家庭用電話のハンズフリー機能とまったく同じだと思えばいいだろう。何も使わず持たず、ごく普通に通話可能。これが最大のメリットだ。デメリットは同乗者全員に会話を聞かれてしまうこと。仕事の電話など、人に聞かれたくない内容の会話だと困る。かといって「後で掛けてください」と、同乗者が居るときに言うのも気が引けてしまう。一人で乗るような時に限って有用なハンズフリーだと考えればいい。また、メーカー純正のハンズフリーは、様々な機能を持っていて便利。着信スイッチの場所も解りやすい。

イヤホンマイクタイプの特徴はリーズナブルなこと。カー用品屋さんに行くと、安い製品なら500円前後で販売されている。通話品質だって良好。ただ「使いづらい」という弱点を持つ。電話機にイヤホンマイクをセットした状態だと、クルマ以外での持ち運びが不便。クルマに乗り降りするたびにイヤホンマイクのジャックを抜き差しできる人なら使えるものの、面倒臭がりの人は差し込まなくなってしまう。この状態で電話がかかってきて携帯電話にジャックを差し込むような行為をすると、取り締まられる可能性大。また、電話の度にイヤホンを耳にセットするのも大変(耳にイヤホンをセットしたままだと煩わしい)。